きのこの栄養について｜九州一のキノコ産地！福岡県三潴郡大木町から産地直送「株式会社イケスエ」

株式会社イケスエは、九州一の生産量を誇り“きのこの町”とも呼ばれる福岡県三潴郡大木町から、全国の食卓へさまざまな種類の茸（きのこ）をお届けしています。
こちらでは、「知らなかった」ではもったいないキノコの栄養素についてご紹介します。

キノコは高タンパク・低カロリーのヘルシー食材です。
さらに、現代人の食生活で不足しがちな食物繊維・ビタミン・ミネラルなどを豊富に含むことから、生活習慣病の予防に効果があると考えられており、「キノコには血液中のコレステロールや中性脂肪値を下げる働きがある」という研究結果も話題を集めています。
最近では、えのき茸やしいたけ、まいたけなどに含まれる栄養素「キノコキトサン」にダイエット効果があるとして、にわかに注目を集めています。

食物繊維は、腸内で有害な物質を吸い込んで排泄してくれる存在。
お腹の中で何倍にも膨らむことから、少量で満腹感が得られるのも嬉しいですね。
キノコは食物繊維が含まれる食材の中でも、含有量がトップクラス。
そのため、キノコを食べることで便秘解消やダイエット効果も期待できます。

低カロリーが特徴のキノコですが、含まれる栄養素が非常に多いことは意外と知られていません。
キノコには、普段の食生活ではなかなか摂取しにくいビタミンやミネラルが豊富に含まれているのです。

えのきやしめじ、しいたけなどの定番キノコ類に多く含まれるビタミンDやビタミンBは、皮膚を丈夫にしてくれます。ビタミンDにはカルシウムの定着を促す働きがあるため、ダイエットに取り組んでも「栄養素の不足によって骨がスカスカ……」という事態を避けることが可能。
一方のビタミンB群には、エネルギー代謝を助けてくれる働きがあります。

これらのキノコには、骨や歯の材料になるリン、ナトリウムを体外に排出してくれるカリウムも含まれています。
ぜひ毎日の食事に取り入れたい優秀な食材――それがキノコなのです。

キノコにはさまざまな種類があり、その数は1,000種類にも及びます。
なかでも、健康を向上させる機能性効果を持つキノコは「薬用きのこ」と呼ばれており、アガリクス茸などのガン予防効果が期待される薬用きのこなどは、サプリメントや漢方薬の一種として取り扱われています。

このようなキノコは希少性も高く、なかなか生のきのことして手に入れるのが困難なことも……。“きのこの町”大木町のイケスエでは、栄養価が非常に高い珍しいキノコ「ぬめりすぎ茸」や「雪嶺茸（ゆきれいたけ）」の栽培・販売もございます。
取り扱い商品のページでご紹介していますので、ご興味がある方はぜひご一読ください。

天日干しで旨味が増す茸（きのこ）といえば、しいたけ。
しかし、えのきやしめじといったキノコも天日干しで栄養価や旨味成分が増大します。干して乾燥すれば調理時に細胞が壊れやすくなることから、旨味が生み出されるのです。

同じ原理で、冷凍保存でも同様の効果が生まれます。
特にえのきでは旨味成分が十数倍に増え、味わいも濃厚になり、より独特の食感が楽しめます。えのき茸をミキサーにかけて凍らせたものを調味料として使う食べ方も話題になっていますが、これも、キノコの味わいを引き出す仕組みを上手に応用した方法だといえるでしょう。

キノコを天日干しすると、皮膚を強くするビタミンDが増加します。
生のキノコの天日干しにはもちろん効果がありますが、なんと機械乾燥された状態で販売している干ししいたけを天日干ししても、ビタミンDの増加が見込めるのです。買ってきた干ししいたけを天日に30分当てるだけで、ビタミンDが約10倍に増えたというデータもあります。
簡単な方法ですので、ぜひ試してみましょう。

キノコに含まれる栄養素は、現代人にとって生活習慣病の予防効果が期待されるものがたくさんあります。特に、次の栄養素を豊富に含むことから、「医食同源」の言葉にぴったりの食材だといえます。